デバッグコネクタに関する問題
デバッグとトレースが期待どおりに機能しない場合、デバッグプローブとSoC間の接続に問題がある可能性があります。
ケーブルと接続が正しいかどうかの確認は、特にデバッグプローブに付属のケーブルを使用していない場合において多くの時間を節約できます。
独自のケーブルを使用している場合は、すべての接地ピンを接続するのを忘れない事が重要です。
ケーブルの問題において考えられる症状は、ケーブルが接続されているにもかかわらずデバッグ接続を確立できないか、ターゲットをリセット解除できないことです。
以下は、ターゲットのデバッグコネクタのピン配置と信号の整合性を確認する方法に関する情報です。
ピンアウト
DSTREAM | DSTREAM-ST | DSTREAM-PT | DSTREAM-HT | |
Arm JTAG 20 | Yes | Yes | Yes | Yes |
TI JTAG 14 | Yes | Yes | Yes | Yes |
CoreSight 10 | Yes | Yes | Yes | Yes |
CoreSight 20 | Yes | Yes | Yes | Yes |
MIPI 34 | Yes | Yes | Yes | Yes |
MIPI 60 | Yes | Yes | Yes | |
Mictor 38 | Yes | Yes | Yes | |
Dual Mictor | Yes | |||
HSSTP 40 | Yes |
信号
信号波形を確認して、デバッグプローブの指定されたパラメーターに適合させることができます。
以下は、Armプローブで使用されるさまざまな規格のタイミング特性と信号情報の情報へのリンクです。
DSTREAM-ST System and Interface Design Reference Guideより
◆JTAG signals
https://developer.arm.com/documentation/100893/1-0/Debug-and-trace-interface/JTAG-signals
◆Serial Wire Debug (SWD) Signals
https://developer.arm.com/documentation/100893/1-0/Debug-and-trace-interface/Serial-Wire-Debug-signals