適用範囲:RVDS 4.0, RVDS 4.0 Professional
問題:
インストーラがJava Runtime Environment (JRE)の旧いバージョンを使用しているために、RVDS 4.0のインストールに失敗することがあります。
この問題は、ホストマシン上に他のRealView製品(例えばRVDSやRealView ICEの旧バージョンなど)がインストールされているときに起こります。
解決方法:
RVDS 4.0のインストーラはJREの最新バージョン(1.6.x以上)では動作しますが、JREがそれ以前のバージョンである場合にはインストールが完了しないことがあります。
コマンドラインインターフェースで以下のJavaコマンドを実行して、ホストマシンにJREの最新バージョンがインストールされているかどうかを確認してください:
java -version
コマンドの結果がJREバージョンが1.6.xかそれ以上であることを確認してください。
また、関連する環境変数において旧いバージョンが最新バージョンよりも優先して参照されていないか確認してください(PATH, JAVA_HOME,など)。
同じホストマシン上に、以前ARMツールをインストールするときに使われた旧いバージョンのJREへの参照が残っているために、RVDS 4.0のインストールに失敗することがあります。
このような場合は、%ARMROOT%.armrootlisteners.xml ファイルを削除してください。
旧い参照が削除され、ホストマシンに最新バージョンのJREがセットアップされれば、RVDS 4.0のインストールは成功するはずです。