【対象機種】
adviceLUNA, adviceLUNA2
【適用範囲】
microVIEW-PLUSを使用する全ての環境
【エラーメッセージ】
ICE Error No.8c4: Set Software Break Verify Error
【原因】
ソフトウェアブレークは、実行コードを一時的にブレーク専用の命令コードへ書換えることにより実現するブレーク機能です。
メモリ書換えが行えない領域に対し、ソフトウェアブレークを設定した場合は本エラーが発生します。
【解決策】
ソフトウェアブレークを設定する場合は、設定時に必ずメモリへの書込みができる状態で設定してください。
1). ブレークを設定する箇所がROM領域(Flash-ROM,内蔵ROM等)の場合は、代わりにOCDブレークを使用してください。
2). ブレークを設定する箇所がSDRAM領域の場合は、ブートコードの実行などによるSDRAMの初期化後にソフトウェアブレークの設定が可能となりますので、初期化してください。
3). ユーザーシステムのOSがLinuxの場合で、ブレークを設定する箇所がローダブルカーネルモジュールや共有ライブラリの場合は、それぞれの実行コードがロードされた後でソフトウェアブレークの設定は可能となります。