E.P.Rコマンド(消去・書き込み・ベリファイの一連の動作)等のデバイスファンクションを実行する際、
以下の設定で実行範囲を指定することが可能です。
1. 基本的な範囲指定方法
Basic Operation画面の「Target Address (First Address / Last Address)」にて範囲を指定して
ください。
ブロック単位での動作:
フラッシュメモリの特性上、消去および範囲指定はブロック単位となります。指定したアドレスが
ブロックの途中の場合、自動的にそのブロックの「先頭」または「最終」アドレスにアライメント(補正)
されます。
アドレスの定義:
指定するアドレスはバッファメモリ上のアドレスです。コード領域とデータ領域など複数領域に
分かれているマイコンの場合、バッファメモリ上では仮想的に連続したアドレスとして配置されます。
詳細なアドレスマッピングは、ご使用のマイコンパックマニュアルをご参照ください。
例:ルネサスRH850/F1L(フラッシュ1MB品)のアドレスマッピング
2. 離れた複数領域(とびとびの領域)を書き換えたい場合
書き換えを行わない中間領域をスキップするには、Parameter Table 1画面の「ROM Block Configuration」
にて、対象外のブロックサイズを「1」に設定してください。
関連リンク:
ROM Block Configuration の設定について
3. 設定変更時の注意点(ワーニングへの対処)
実行範囲をデフォルト(全領域)から変更すると、電源投入時やYIMフォルダ選択時にワーニングメッセージ
「1016 ADDRESS WARNING」が出力されます。この表示を消したい場合は、Parameter Table 1画面内の
「Address Warning Area」設定を OFF に変更してください。
<補足事項>
オブジェクトファイル書き込み機能について:
定義体によっては、オブジェクトファイル上にデータが存在する箇所のみ書き込む機能が使えます。ただし、
ERASE(消去)処理はデータの無い箇所でもスキップされないため、消去せずに書き込み済のデータを
保持したい領域は必ず書き込み対象外として領域設定してください。