【適用範囲】
GT102H07 (RL78/F13,F14,F15用プローブ)
【質問】
RL78シリーズ RAMScope立ち上げ時の注意点を教えてください。
【回答】
(1)ユーザーシステム側
オンチップ・デバッグ・オプション・バイト(000C3H/020C3H) は、0x87 に設定してください。0x87 : オンチップ・デバッグ動作許可、ホットプラグイン動作許可、オンチップ・デバッグ・セキュリティID認証失敗時にフラッシュ・メモリのデータを消去しない。また、お客様のプログラムにホットプラグイン初期化関数を組み込んでください。ホットプラグインについては、ルネサス様がご提供されていますアプリケーションノート「RL78 ファミリ CS+ ホットプラグイン機能を用いたデバッグ方法」をご覧ください。
(2)RAMScope側
ユーザーシステムと同じIDコード(80bit)を「ツール」−>「プリファレンス」でウインドウを開き、「Detail」のところで設定してください。
RAMScopeの立ち上げ手順は以下の通りです。
1. RAMScope本体の電源ON
2. RAMScopeV(アプリケーション)を起動
※プリファレンスの設定を行ってください。PC上に記憶しますので次回起動時からは不要です。
3. ユーザーシステムの電源ON
【備考】
RAMScopeの終了手順は以下の通りです。
1. ユーザーシステムの電源OFF
2. RAMSCcopeV(アプリケーション)を終了
3. RAMScope本体の電源OFF
・マイコンのバリエーション対応は、Probe FPGA data のバージョンで異なります。