【対象機種】
adviceXross
【質問】
microVIEW-Xross起動中にデバッグ情報ファイルをビルドし直すことはできるか。
【回答】
以下の手順を行うことにより可能です。
microVIEW-Xrossのインストールフォルダにあるbinディレクトリ内
(デフォルトでは「C:\DTSinsight\microVIEW-Xross\bin」)
に、「microVIEW-Xross.ini_ja」というファイルがあるため、
テキストエディタで開き、最終行に以下の2行を追記します。
[SYMLIB_SPEC_SBELFDW]
DEBFILE_COPY=YES
追記後、ファイル名を「microVIEW-Xross.ini」に変更し、デバッガを再起動します。
上記手順を踏むことで、デバッガ側がデバッグ情報ファイル(.elf, .axf, vmlinuxなど)のコピーを作成し、
そちらを参照するようになるため、デバッグ情報ファイルを適用した状態でも、ビルドが可能になります。
上記手順はArmコンパイラを使用している場合となります。
使用しているコンパイラによって、記述内容が変わります。
詳細は、
C:\DTSinsight\microVIEW-Xross\manuals (デフォルトインストールの場合)
にある「シンボルライブラリ リリースノート」(mvwX_Symbollibrary_j.pdf)の
各コンパイラにおける「制限事項」の章に記載がありますので、合わせてご覧ください。