適用先: RealView リアルタイム ライブラリ
この記事に含まれている情報の適用先:
- RL-ARM RTX カーネルの全バージョン
質問
RL-ARM SD/MMC Flash ファイル システムを使用しているアプリケーションで、ウォッチドッグ タイマを設定する必要があります。SD カードのフォーマットや、サイズの大きいファイルの読み出し/書き込みには、ウォッチドッグ オーバーフロー時間よりも長い時間がかかります。
SD/MMC Flash ファイル システムの関数で、頻繁に呼び出され、ウォッチドッグ タイマを設定するコードを追加するのに適している関数を教えてください。
回答
SPI または MMC のドライバ インターフェース モジュールには、フォーマット コマンドでも頻繁に呼び出される通信関数が存在するので、ウォッチドッグ タイマを設定する場所として適しています。デバイスごとの関数名とモジュール名は、以下のとおりです。
- STR91x: モジュール SPI_STR91x.c の 'spi_send()'
- LPC214x: モジュール SPI_LPX214x.c の 'spi_send()'
- LPC23xx: モジュール MCI_LPC23xx.c の 'mci_command()'
詳細
- RL-ARM User's Guide の spi_sendを参照してください。