誤った接続順序で接続を繰り返すとDSTREAM product contentsを破壊する原因となります。
DSTREAM product contents を破壊しないために以下点に注意してターゲットへの電源供給および接続を行ってください。
DSTREAM product contents についての詳細は以下ドキュメントをご参照下さい: https://developer.arm.com/documentation/dui0481/d/Introduction-to-ARM-DSTREAM/DSTREAM-product-contents
DSTREAM product contents は以下の要因が組み合わされた時、破壊する恐れがあります。
- ターゲットとDSTREAMが接続中にターゲット電源が供給される。
- ターゲットが電力回路内にコンデンサを有しており、電源投入時にそれらコンデンサを充電するために高サージ電流が流れる。この場合、5Vよりも電源電圧が高くなるケースがありますのでご注意ください。
- ターゲットの電源GNDピンが接触される前に、“positive”ピンが接触する。 この場合、DSTREAM product contents内のコンポーネントにサージ電流が流れ 影響を及ぼすことがあります。
上記の影響を受けないために、以下を推奨いたします。
- 最新のDSTREAM probeレビジョンを使用してください。ARM社は問題を解析し、プローブを改良しています。 最新レビジョンは、上記問題に対する対策がなされています。
- 電力供給前にDSTREAMをターゲットから切り離してください。
- 電源ブリックのプラグをコンセントに差し込む前に、ターゲットがその電源ブリックへ接続されていることを確認してください。 これは、ターゲットに電源が供給される時、それ自身の電源供給を通して適切にグラウンドされることを保証します。