適用範囲:DS-5
DS-5デバッガはJTAG経由の"reset"コマンドによってターゲットハードウェアプラットフォームの"warm reset"を行う事ができます。
BeagleBoard、BeagleBoard-xMやPandaBoardといった"reset"コマンドに続いて"continue"コマンドを使用するようなボードは、リセットベクタから実行されるTIのブートファームウェアによって起動します。様々なブートオプション(MMC/Flash/USB等)のスキャン後、ブートファームウェアはX-Loaderをロードして実行を開始します。
しかしながら、BeagleBoard-xMにおいては一部のX-Loaderのバージョンは、PLL制御レジスタの1つに示される特定の値を待つループで動かなくなる可能性があり、ボードの初期化が完全には成功しないことがあります。この場合は"cold reset"を代用してください。[Ref: SDDBGHW-3825]