適用範囲:
- Eclipse
- RealView Development Suite (RVDS) 3.0
- RealView Development Suite (RVDS) 3.1
- RealView Development Suite (RVDS) 4.0
- RealView Development Suite (RVDS) 4.1
Eclipseではデフォルトではワークスペース内にプロジェクトで使用するソースファイルをコピーします。
RVDSv3.0で使用可能なEclipse IDEとCDTではワークスペース外のファイルの共有はできません。
一方、RVDSv3.1以降に含まれるEclipseの環境では複数の開発者がワークスペースとして指定されたフォルダ外にあるファイルをリソースのリンク機能を用いて、共有フォルダまたはファイルとして指定することでアプリケーションをビルドすることが可能です。
- RVDSv3.1でフォルダ共有する場合
- Eclipse IDE上の、ファイル→新規→Folderから、新規フォルダーウィンドウを開きます。
- 新規フォルダーウィンドウ内で、拡張アイコンをクリックします。
- ウィンドウ内最下部のファイル・システム内のフォルダーにリンクのチェックボックスをクリックしてチェックをつけた状態で、参照アイコンをクリックして共有したいファイルが含まれるフォルダを指定します。
- RVDSv3.1でファイル共有する場合
- Eclipse IDE上の、ファイル→新規→Fileから、新規ファイルウィンドウを開きます。
- 新規ファイルウィンドウ内で、拡張アイコンをクリックします。
- ウィンドウ内最下部のファイル・システム内のファイルにリンクのチェックボックスをクリックしてチェックをつけた状態で、参照アイコンをクリックして共有したいファイルを指定します。
- RVDSv4.xでフォルダ共有する場合
- ARM Workbench IDE上の、File→New→Folderから、New Folderウィンドウを開きます。
- New Folderウィンドウ内で、Advancedアイコンをクリックします。
- ウィンドウ内最下部のLink to folder in the file systemのチェックボックスをクリックしてチェックをつけた状態で、Browseアイコンをクリックして共有したいファイルが含まれるフォルダを指定します。
- RVDSv4.xでファイル共有する場合
- ARM Workbench IDE上の、File→New→Folderから、New Fileウィンドウを開きます。
- New Fileウィンドウ内で、Advancedアイコンをクリックします。
- ウィンドウ内最下部のLink to file in the file systemのチェックボックスをクリックしてチェックをつけた状態で、Browseアイコンをクリックして共有したいファイルを指定します。
RVDSv4.0ではこの操作はRVDSv4.0 ARM Workbench IDE User Guide内2.2.2 Resourcesで解説されています。