質問:
User-based Licensing(UBL)を使用していますが、ライセンスの期限が切れるため、新たに製品のライセンスを購入しました。新しいライセンスを反映させるためにどんな操作が必要ですか?
回答:
評価版を含むUBLライセンシングの製品はライセンス期限切れとなったタイミング、または期限が切れてしまった後に以前使用していた製品と全く同じ製品のUBLライセンスを購入した場合に必要となる操作について解説します。
※ここでは、新しい製品のライセンス登録を旧ライセンスの管理者と同一のアカウントを使用してArm User-based licensing portalで製品登録を行うことを前提としています。
製品が同一であるかどうかは製品購入時に提供されるCertificate of Authenticity(CoA) のドキュメント内冒頭に書かれている以下のようなレコードの末尾の()内に記載されているproduct code 名が従来使用していたライセンスと、購入したライセンスで同じかを比較することで確認いただけます。
例:
Development Studio UBL Gold FUSA (DEVST-GLDF)
KEIL MDK V6 PROFESSIONAL UBL (KEMDK-PRO0)
◆購入した製品のライセンス登録(ライセンス管理者が行う操作)
User-based Licensing Administration Guide内の
Add a product and licenses
の内容に従って製品のライセンスをArm user-based licensing portalに登録します。
◆LLS(Local License Server)の場合のみライセンス管理者が追加で行う操作
現在使用中のLocal License Serverに新しいライセンス期限のライセンスファイルを生成してサーバに登録しなおす必要があります。
この操作はUser-based Licensing Administration Guide内の
Modify number of licenses
で説明されている操作と同等になります。
※Local License Serverですでに登録されているライセンスシート数と変更がない場合も、ライセンスファイルの期限を更新するため上記手順が必要です。
===== ライセンス登録操作終了後のライセンスの状態 =====
以上の操作が行われると、ライセンスは以下の状態になります。
◆CLS(Cloud License Server)の場合
Arm Cloud License Serverでは新しく登録されたライセンスと同じ製品について過去に生成済みのアクティベーションコードがあれば、追加されたライセンスシートを消費してアクティベーションコードの使用期限が新しいライセンスの期間まで自動的に延長されます。
複数アクティベーションコードが存在する場合は、そのアクティベーションコードの使用期限が短いものから、新しく追加されたライセンスが割り当てられ、期限が延長されます。
そのため、追加されたライセンスの数がアクティベーションコードの数分あれば、その時点でアクティベーションコードを利用しているユーザはそのままのアクティベーションコードを利用できます。
(管理者も新しいアクティベーションコードを生成して従来のユーザに分配する必要はありません)
新しく登録されたライセンスの数が有効なアクティベーションコードより多い場合は、残りのライセンスシートで新しくアクティベーションコードを生成して他のユーザに提供できます。
ライセンスの購入を機にライセンスの使用ユーザを他のユーザに切り替えたい場合は、管理者がArm User-based licensing portal で切り替え元のユーザが使用しているアクティベーションコードをRevokeして、そのアクティベーションコードが完全に削除された後に新しいアクティベーションコードを作成して次のユーザに渡して下さい。
アクティベーションコードのRevoke操作についてはUser-based Licensing Administration Guide内の
Revoke an activation code
の内容を参照してください。
◆LLS(Local License Server)の場合
LLSの場合もサーバに登録されているライセンスファイルが管理者によって更新されれば自動的にライセンス期間が延長されるためライセンスの利用ユーザでは特別な操作は不要です。