Arm Development Studio および MDKの場合
電子納品データとして、シリアル発行証明書とタイトルが記載された用紙が提供されます。
こちらに、以下のようにライセンスされた本数分のシリアル番号が印刷されています。
シリアルナンバー: XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
もしくは、Certificate of Authenticityとタイトルが記載された用紙が提供されます。
こちらに、以下のようにライセンスされた本数分のシリアル番号が印刷されています。
Serial Number: XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
DS-5の場合
DS-5のパッケージ内またはパッケージ外に添付した形で、 シリアル発行証明書とタイトルが記載された用紙が提供されます。
こちらに、以下のようにライセンスされた本数分のシリアル番号が印刷されています。
シリアルナンバー: XXXXX-XXXXX-XXXXX
注意) DS-5のパッケージ内にIMPORTANT INFORMATION と記載された用紙が同梱されている場合があります。ここには、そのカードにシリアルが記載されている旨の記述がありますが、当該カードにはシリアルが印刷されておりませんのでご注意ください。
RVDSおよびADSの場合
ソフトウェア開発ツールの外箱に貼られたラベルに、以下のように印刷されています。
Serial# DSxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx (ADSの場合) Serial# RSxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx (RVDSの場合) Serial# xxxxx-xxxxx-xxxxx (最新の RVDS の場合) Serial# xxxxx-xxxxx-xxxxx (DS-5 の場合)
※最新の RVDS のシリアルでは、パッケージとバージョンをあらわす"RSxxx-" という文字が付加されていないものがあります。
なお、ADSで同じシリアル番号が複数存在する場合がありますので、その場合、出荷時に弊社で下記のように枝番を付けております。枝番がある場合は、ライセンス申請時に枝番も付けてご記入ください。
Serial# DSxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-x (←枝番付き)
RVDSの評価版など、期限付きの製品についてはフォーマットが異なります。
LMXXXXX-XXXXX-XXXXXXXXX (現行のフォーマット) WTXXXXX-XXXXXXXXXX (旧フォーマット))
ライセンスファイルからソフトウェアのシリアル番号を確認する方法
すでにライセンスが発行済みである場合、シリアル番号をライセンスファイルから確認することも可能です。
クライアントマシンのARMLMD_LICENSE_FILE環境変数はライセンスファイルまたはライセンスサーバを指し示しています。以下のコマンドで、設定内容が確認できます。
set ARMLMD_LICENSE_FILE (Windows) print $ARMLMD_LICENSE_FILE (Linux)
※DS-5だけがインストールされている場合はARMLMD_LICENSE_FILEの環境変数が設定されていないケースがあります。
その場合、DS-5のIDE上から、"ヘルプ→ARM License Manager..."を選択し、ライセンスファイルの場所を確認してください。
ARMLMD_LICENSE_FILE環境変数がライセンスファイルを直接指していた場合、ファイルをテキストエディタで開きます。
一方、ARMLMD_LICENSE_FILE環境変数がライセンスサーバを指していた場合(例:8224@my_lic_server)、サーバに問い合わせを行います。問い合わせを行うには、コマンドプロンプトから以下のコマンドを入力します。
lmutil lmcksum
続いて、ライセンスファイル内、またはサーバからの出力結果内で、"SN=" という文字を探します。これに続くコードがシリアル番号となります。
注意) 異なったシリアル番号を持つ、複数のライセンスが1つのライセンスファイル内に存在することがあります。この時、複数のツールバージョンが存在しており、判別がつかない場合は、表示されたすべてのシリアル番号をお知らせいただくことをお勧めいたします。
RealView ICE/RealView Trace/DSTREAM
RealView ICE(RVI)、RealView Trace(RVT)、およびDSTREAMでは10桁-4桁のフィールドに分かれた、合計14桁のシリアル番号を持ちます。
XXXXXXXXXX-XXXX
RVI、RVTおよびDSTREAMでは、シリアル番号が印刷されたシールが本体裏側に貼り付けられています。RVTはRVIと接続時には接触面となるためシールが見えなくなってしまいますので、必要があれば、分離してご確認ください。
RVIではMACアドレスもプリントされていますので混乱しないようにご注意ください。MACアドレスは12桁の英数字を用いて、本体側面(電源コネクタ付近)にシールに印刷されています。
Versatile開発ボード
Versatile開発ボードは通常10桁-4桁のフィールドに分かれた、合計14桁のシリアル番号を持ちます。
XXXXXXXXXX-XXXX
一部の古いボードでは単一のフィールドの8桁のシリアル番号を持つこともあります。
XXXXXXXX
シリアル番号は通常、ボードの裏側に印刷されて貼り付けられています。
ベースボードでは、MACアドレスもプリントされていますので混乱しないようにご注意ください。MACアドレスは12桁の英数字を用いて、シールに印刷されています。
Versatile Express開発ボード
Versatile Express Motherboard、CoreTile ExpressおよびLogicTile Expressでは10桁-4桁のフィールドに分かれた、合計14桁のシリアル番号を持ちます。
XXXXXXXXXX-XXXX
シリアル番号はPCBボードにはりつけられているシールか、またはVersatile ExpressボードのEEPROMを読むことで確認できます。シリアル番号が印刷されたシールの場所はVersatile Expressボードの種類によって異なります。
Versatile Express Motherboardでは、Motherboardに関するシリアル番号が印字されたシールは、通常PCIスロット周辺に貼り付けらています。MACアドレスもプリントされていますので混乱しないようにご注意ください。MACアドレスは12桁の英数字を用いて、シールに印刷されています。
個々のVersatile Expressボードのシリアル番号は、ボードのEEPROMの内容から確認できます。以下にEEPROMの読み方の手順を示します:
- Versatile Expressシステムの背面パネルにあるUART0のコネクタにシリアルターミナル(38400, 8, n, 1)から接続します。
- 12ボルトの電源をVersatile Expressシステムに接続します。
- シリアルターミナルの Cmd プロンプトで、'eeprom'コマンドを入力します。
- シリアルターミナルの EEPROM プロンプトで、'readcf x y'を入力します。ここで'x'は、サイト番号(Motherboard = 0, Daughterboard サイト 1 =1, Daugterboard サイト 2 = 2)を指定、'y'はボードのスタックポジションをそれぞれ指定します。例えば、Motherboardのシリアル番号は、次のコマンドで確認可能です:
EEPROM>
readcf 0 0