適用範囲: RealView Development Suite(RVDS)v4.0, RealView Development Suite(RVDS)v4.0 Professional
RealView Development Suite v3.0ツールチェインはEclipse IDEをC/C++プロジェクトマネージャおよびエディタとして含んでいます。
Eclipseにおける依存性のチェックはプロジェクトビルドシステムにおいて、
最後にビルドを行おうとしたときから、どのソースファイルが修正されているかを判別できるようにします。
この機能によって、修正され、
且つ依存性のあるソースファイルのみがリコンパイルまたはアセンブルされるので、
プロジェクトの差分ビルドの高速化が可能です。
Eclipseでの依存性のチェックは現在、
オープンソースCDT(C/C++ Development Toolkit)コンポーネントの一部として提供されている依存性のチェッカーによって行われます。
残念ながら、CDTはARMアセンブラのシンタックスをサポートしていません。
そのため、ARMアセンブラのincludeおよびソースファイルをベースとした依存性を生成することができません。
この問題はRealView Development Toolsの次期リリースで修正予定です。