適用範囲
MDK-Arm v4.xxおよびv5.xx
MDK-Arm v4.73以前は評価版を使用して商用の製品開発が可能、v4.74以降はコードサイズに関わらず不可となっておりましたが、2025年10月をもって、以下の制限事項に記載したコードサイズを含む制限付きで商用利用可能となりました。
制限付きで商用利用可能となった製品は以下の通りです。
- Keil MDK v. 4.74 およびそれ以降
- Keil MDK v 5.xx
- Keil µVision IDE v. 4.74.0.22 およびそれ以降
詳細につきましてはArm社のKnowledge Base
GENERAL: MDK-ARM Lite: Creating commercial products
のページをご参照ください。
内容
プロダクトライセンスがないMDK-Arm Lite Edition / 評価版をご使用の場合、プロダクトライセンスを持つ製品版に比べて次の機能制限があります:
◆制限事項
- コンパイラ、アセンブラ、リンカが生成できるコードとデータの合計サイズは、32k バイトに制限されています。
- シミュレータやデバッガでデバッグする事の出来るプログラムサイズは、32k バイトに制限されています。
- アセンブラのテキストファイルを生成するコンパイルオプションは無効化されています。
-S, --asm, --interleave コンパイラコマンドラインオプションは使用禁止です。 - コンパイラとアセンブラはPosition Independentコードおよびデータを生成しません。
--apcs /ropi /rwpi /pic/ pid コンパイラおよびアセンブラコマンドラインオプションは使用禁止です。- MDK-Armでは、フラッシュプログラムを作成する際、ropi,rwpiを選択する必要があるため、これらオプションを使用禁止とする評価版では、フラッシュプログラムのコンパイルができません。
- 仮に、[Option for Target] ダイアログ→[C/C++] タグで ropi(Read-Only Position Independent), rwpi(Read-Write Position Independent) 機能を選択せずにコンパイルした場合、一見アルゴリズムファイル(*.FLM)を生成できますが、このアルゴリズムを使いFlashへ書き込むと、以下のようなエラーが表示され、書き込むことができません;
ULINK - Cortex-M Error Flash Timeout. Reset the Target and try it again.
uVision Error: Flash Downloard failed - "Cortex-M3"
- アセンブラとリンカは3rd-party製リンカユーティリティとリンクできない独自の出力フォーマットオブジェクトを作成します。
プロダクトライセンスを持つ製品版は、3rd-party製のツールで使用可能なELF/DWARF形式で出力します。 - Arm7、Arm9およびCortex-R4はサポートしていません。
プロダクトライセンスがない MDK-Arm_Professional Edition / 評価版をご使用の場合、プロダクトライセンスを持つ製品版に比べて次の機能制限があります;
- MDK-Arm_Lite Edition は MDK-Arm_Professional Edition のフル機能を 7 日間限定で評価することができます。
- MDK-Arm_Professional Edition / 評価版をご使用の場合、MDK-Arm_Lite Edition によって課される上記プログラムサイズの制限がありません。
- MDK-Arm_Professional Edition の一部として利用可能な包括的なミドルウェアを調査することを可能にします。
関連リンク