User Based License (UBL) は以下の表に示す各ツールのバージョン以降の場合のみ利用可能です。
例えば、利用しているArm DS IDEが以下の表にあるバージョン以降のものであっても、IDE に登録してプロジェクトから呼び出すコンパイラのバージョンが条件に当てはまらない場合、UBL を使用したライセンス認証は行えません。
例えば、以下のようなコンパイラをArm DS 2022.0 のIDEから登録して使用することはできません:
- Arm Compiler 5 を含む旧コンパイラ
- 機能安全版ではない Arm Compiler 6.17以前のバージョン
- 機能安全版Arm Compiler 6.16.1以前のバージョン
UBL に対応していないコンパイラバージョンを利用したい場合は、従来のFlexnet Licensing のArm DS やMDK-Arm をご利用ください。
以下がUBLを使用できるツール毎の最小バージョンです。
ツール名 | 最小のツールバージョン |
Arm Development Studio (Gold Edition) | 2022.0 |
Arm Development Studio (Platinum Edition) | 2022.a |
Arm Compiler for Embedded | 6.18 |
Arm Compiler for Embedded FuSa 6.16 | 6.16.2 |
Keil MDK | 5.37 |
Arm Fast Models | 11.17.1 |