適用範囲:DS-5, ARM Developer Suite (ADS), RealView Development Suite (RVDS)
ライセンスを検索するための制御を行うには、環境変数ARMLMD_LICENSE_FILEを作成し、ライセンスソースの場所を示すようにします。
WindowsPCにおいてノードロックライセンスを使用する場合、一般的に以下のように指定します:
ARMLMD_LICENSE_FILE=C:¥Program Files¥ARM¥FlexLM¥license.dat
このとき、ライセンスファイルが見つからず、ライセンスが取得できない場合にはエラーが返されます。
しかしながら、環境変数に対して追加のサーチパスを以下のように加えることで追加のライセンス取得先を指定することが出来ます:
ARMLMD_LICENSE_FILE=C:¥Program Files¥ARM¥FlexLM¥license.dat;8224@my_server
上記の例では、license.datとして存在するノードロックライセンスが取得できなかった場合は、ライセンスサーバ'my_server'に対してフローティングライセンスの取得を試みます。