ライセンスファイル上でのライセンスは、下記のように"INCREMENT"で始まる行で定義されます。
INCREMENT f1 armlmd version expire <省略> SIGN="---"
- f1:どのツールにライセンスを与えるかを指定しています。
- version: f1で指定されたツールが使うことができる、最大のバージョンが指定されています。
- expire: ライセンスの有効期限が指定されています。"permanent"となっている場合は、期限はありません。
FLEXlmサーバソフトウェアは、"f1"が同じ文字列であるライセンスの定義をカウントし、使用数の上限を決定します。
INCREMENT rvd_arm armlmd 1.7 permanent ...... INCREMENT armsd armlmd 1.3 permanent ...... INCREMENT armlink armlmd 2.1 permanent ...... INCREMENT axd armlmd 1.3 permanent ......
INCREMENT rvd_arm armlmd 1.7 permanent ...... INCREMENT armsd armlmd 1.3 permanent ...... INCREMENT armlink armlmd 2.1 permanent ...... INCREMENT axd armlmd 1.3 permanent ......
例えば、ライセンスファイルに上記のようにライセンスが定義してあれば、FLEXlmサーバソフトウェアは、"rvd_arm","armsd","armlink","axd"を、2個ずつカウントしますので、これらのツールを同時に2ライセンス使用することができます。