SWX610やAZ491の関数を利用した上位アプリにおいて、以下の場合に発生するエラーです。
・消去後のブランクチェックで読み出しデータがFFでない
・書き込み後のリードベリファイ時にベリファイ異常を検知した(VerifyMode設定がFULL Read時)
※ライタ本体のスタンドアロン操作、SWX600やAZ490の手動操作では、
ブランクチェック異常やベリファイが不一致となったアドレスとデータ
(バッファメモリと読み出した フラッシュの値)を表示して停止します。
([Next]/[▲]で次の不一致のアドレス表示、[Cancel]/[RESET])でデバイスファンクション終了)
[原因と対策]
・ノイズ等により書き込み時の通信データがビット化けした
書き込みを繰り返してエラーが出たり出なかったりする時は、
オシロで波形品質を確認、周囲にノイズ発生源がないか、配線やコネクタの接触不良
がないかチェックしてください。
・デバイス不良などの要因で正常に消去や書き込みが出来ていない
特定の基板への書き込みで必ずエラーが発生する時は、マイコンの不良が疑われます。
[その他]
定義体FRX830、FR830などデータの読み出しが行えないマイコンの場合
1109 DEVICE ERROR 04 や 1109:DEVICE ERROR 02 のエラーとなり、
通常120エラーが出ることはありません。