■ YSMチェック機能の概要
YIMフォルダ内に、オブジェクトファイルと同名で拡張子が「.YSM」のファイル(YSMファイル)
を配置しておくと、デバイスファンクション(EPRコマンド)実行時に自動でデータチェックを行う
機能です。照合結果が不一致となった場合は、エラー(YSM CHECK ERR)として検出され、
誤ったデータの書き込みを防止します。
YIMフォルダ内に、オブジェクトファイルと同名で拡張子が「.YSM」のファイル(YSMファイル)
を配置しておくと、デバイスファンクション(EPRコマンド)実行時に自動でデータチェックを行う
機能です。照合結果が不一致となった場合は、エラー(YSM CHECK ERR)として検出され、
誤ったデータの書き込みを防止します。
■ チェック内容
① 書き込み時のサム値が正しい値かのチェック
EPRコマンド完了時に返されるサム値(書き込み・ベリファイ時のサム値)と、YSMファイル内に
記述されたサム値(理論値)を照合します。
① 書き込み時のサム値が正しい値かのチェック
EPRコマンド完了時に返されるサム値(書き込み・ベリファイ時のサム値)と、YSMファイル内に
記述されたサム値(理論値)を照合します。
- なぜサム値のチェックが必要なのか?
NETIMPRESSの書き込み(EPRコマンド実行)では、バッファメモリに展開されている内容を
そのまま書き込み、ベリファイ時もバッファメモリの内容と比較照合します。 そのため、万が一
バッファメモリ上のデータが正しくない状態になっていた場合、その誤ったデータを書き込んでも
ベリファイ自体は「一致」と判定されてしまい、不良品が量産されてしまう恐れがあります。
所定の正しいデータが書き込まれたことを確認するため、書き込み完了時のサム値チェックが
必要となります。
※サム値のチェックは、お客様の上位システム(PC上のアプリ)でEPRコマンド実行時の
戻り値を確認して判定していただくか、このYSMチェック機能にて行います。
② 正しいプログラム(データ)がロードされているかのチェック
書き込み開始前に、バッファメモリの特定アドレスのデータと、YSMファイルで記述されたデータが
一致しているかチェックします。一致していない場合は、書き込みを行わずにエラーとします。
書き込み開始前に、バッファメモリの特定アドレスのデータと、YSMファイルで記述されたデータが
一致しているかチェックします。一致していない場合は、書き込みを行わずにエラーとします。
- 活用例: 特定アドレスにソフトウェアのバージョン番号を埋め込んでおき、書き込み開始前に
正しいバージョンのオブジェクトファイルがロードされているかを事前に確認することが
できます。
■ ファイルの作成方法
YSMファイルは、KEYファイルジェネレータ(AZ481)を使用して作成します。
※作成するYSMファイルの名前は、拡張子の除いた部分が必ずオブジェクトファイルと
同じ名称にしてください。
YSMファイルは、KEYファイルジェネレータ(AZ481)を使用して作成します。
※作成するYSMファイルの名前は、拡張子の除いた部分が必ずオブジェクトファイルと
同じ名称にしてください。
- 作成手順
AZ481のメニューバーの [ Option (O) ]から、必ず 「Address Sort Off」 を選択した
状態でデータを入力してください。
<書式>- 1行目:サム値の設定
- アドレス:
00000000(固定) - サイズ: 8bit SUMの場合は
1、16bit SUMの場合は2を入力 - データ: オブジェクトデータのサム値を入力
- アドレス:
- 2行目:サム値チェックフラグ
- アドレス:
00000000(固定) - サイズ:
1(固定) - データ: チェックしない場合は
00、チェックする場合は01(通常は 01)
- アドレス:
- 3行目:任意データ(特定アドレス)のチェック設定
- アドレス: 任意のアドレス(データチェックを行うアドレス)
- データ: 任意のデータ(データチェックを行うデータ)
- 4行目:任意データチェックフラグ
- アドレス:
00000000(固定) - データ: チェックしない場合は
00、チェックする場合は01(通常は01)
- アドレス:
- 1行目:サム値の設定
- ※ 3行目以降は、「チェックを行うデータ」と「チェックフラグ」を対にして登録します。
※ 任意のデータチェックは、最大10項目まで設定が可能です。