1. エラーの意味
「1130 ERASE ERROR 10」は、ブロック消去コマンドの実行時に、ターゲットマイコンから
「プロテクトエラー(異常応答コード:10h)」の応答を受信した場合に発生するエラーです。
マイコンに対して、セキュリティ設定等で禁止されている操作(消去・書き込み)を行おう
としたことを示しています。
2. エラー発生の要因と対策
■ 要因:マイコンのセキュリティ機能による消去ブロック
マイコンのセキュリティ設定において、以下のいずれかの状態になっている領域に対して
消去を実行した場合に本エラーが発生します。
- マイコンのセキュリティ設定が 「ブロック消去禁止」 となっている状態で消去を行った。
-
マイコンのセキュリティ設定が 「ブートブロッククラスタ書き換え禁止」 となっている場合に、
ブートクラスタ0を含む領域の消去を行った。
※ 補足:ブート・クラスタ0 の領域について
対象マイコンにより以下の範囲となります。
対象マイコンにより以下の範囲となります。
- RL78/F12, G12, G13, G14, I1A:
0x00000 ~ 0x00FFF(先頭 4KB) - RL78/D1A, F13, F14, F15, F1A:
0x00000 ~ 0x01FFF(先頭 8KB)
■ 対策(回避方法)
マイコンのデバイス仕様上、一度「ブロック消去禁止」や「ブート・ブロッククラスタ書き換え禁止」の
プロテクトを設定(書き込み)してしまうと、フラッシュライタからの操作で後から「許可」状態へ
解除(リセット)することはできません。 そのため、すでに本エラーが発生しているマイコンに対して
消去や再書き込みを行うことはできず、回避不可能です。
プロテクトを設定(書き込み)してしまうと、フラッシュライタからの操作で後から「許可」状態へ
解除(リセット)することはできません。 そのため、すでに本エラーが発生しているマイコンに対して
消去や再書き込みを行うことはできず、回避不可能です。
<今後の運用における注意事項>
運用上、後からプログラムの再書き換え(リプログラミング)を行う必要がある場合は、セキュリティ
設定において「ブロック消去禁止」および「ブート・ブロッククラスタ書き換え禁止」のプロテクトを設定
しないようご注意ください。
セキュリティ設定は、YDDファイルにて行います。詳細は、定義体FRX850の マニュアル 4章を
ご参照ください。
設定において「ブロック消去禁止」および「ブート・ブロッククラスタ書き換え禁止」のプロテクトを設定
しないようご注意ください。
セキュリティ設定は、YDDファイルにて行います。詳細は、定義体FRX850の マニュアル 4章を
ご参照ください。