エラー発生条件
①マイコンに「書き込み禁止」のセキュリティが設定されている場合に、PROGRAMコマンドや、フラッシュメモリの一部領域を指定したERASEコマンドやEPRコマンドを実行とした場合。
→フラッシュメモリの全領域を対象としたEPRコマンドであれば、全領域消去した後にコンフィギュレーションクリアを行うため、書き換えは可能。(書き換え後のセキュリティ設定は、書き換え時に使用したYDDファイルに依存する。)
②マイコンに「消去禁止」のセキュリティが設定されている場合に、ERASEコマンド、PROGRAMコマンド、EPRコマンドを実行した。
→回避策はなし(ライターでの消去や書き込みは不可能。)
※書き込み工程上でリプログが必要となる場合は、書き込み時に消去禁止のセキュリティ設定は行わないで下さい。
③マイコンに「リード禁止」のセキュリティが設定されている場合に、COPYコマンドを実行した場合。
→回避策はなし(ライターでのデータの読み出しは不可能。)
※READコマンドは再送ベリファイ方式(ライター側からベリファイデータを送信してマイコン側で照合チェックする)のため、マイコンからのデータの読み出しは行わないため、実行可能です。